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映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」 感想
- 2015/05/30(土) 08:08:24
今回見に行った映画は「百日紅~Miss HOKUSAI~」、80年代に連載されていた漫画のアニメ化だ。
宣伝があまりされていなかったため上映中なのを知らない人も多く、キャラデザもかなり地味目だ。
オレが見に行った時はそこそこ埋まっていたが客は年配ばかりで、アニオタっぽい人は少なかった。
内容は、奇行の絵師として知られた葛飾北斎とその娘お栄の遭遇する事件などを描いた作品だ。
絵師として充実のときを迎えているお栄だが、盲目の妹お猶の心配や兄弟子への恋心に揺れ動く。
基本的には大きな事件が起こるわけでもなく、江戸時代の絵師達の暮らしぶりが描かれている。
この手の作品のご多聞に漏れずメインキャラの声は俳優が当てているが、それほど違和感はない。
お猶が可愛くて元気になって欲しいなあと見ていたが、この時代は身体が悪いと厳しいんだろうな。
いくつかのエピソードを入れながら淡々と進んでいくため、展開に物足りなさを感じる人もいると思う。
絵にまつわる様々な出来事をお栄と北斎が見聞していく様子は、蟲師に近い雰囲気かもしれない。
個人的には結構楽しめたけど売れるタイプの作品ではないだろうな、仲間内にも無理には勧めない。
蟲師のようなタイプの作品が好きで興味があるなら行ってみてはどうだろう、上映劇場は少ないけど。
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