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映画「かがみの狐城」 感想
- 2023/02/01(水) 15:03:38
今回見た映画は「かがみの狐城」、18年に本屋大賞も受賞した辻村深月の小説のアニメ版だ。
昨年はハケンアニメが実写映画として公開されたが、辻村作品のアニメは意外にも初めてだ。
今作はウルトラジャンプでコミカライズされており、満を持してのアニメ化というイメージもある。
内容は、同級生から受けた仕打ちで引きこもりになった中学生こころが突然光り出した鏡の中に入ると狼のお面を被った少女が待っていて、同じく迷い込んだ6人の少年少女と出会う展開だ。
集められた7人はそれぞれ自分の願いを叶えるため鍵を探す中で、少しずつ心を通わせていく。
ファンタジー要素のある世界観で、子供たちが主役でもあるのでアニメ向きの作品だったと思う。
お互いが同じ学校の生徒なのに会えない理由はすぐ分かるが、その設定を上手く使っていた。
特に悩みを持つこころたちを支えてくれた支援員が同じという共通点は奇麗な伏線となっている。
穏やかなリオンだけなぜ集められたのか不明だったが、物語の根幹に関わっていたんだな。
オオカミさまがなぜこの世界を構築出来たのかハッキリしないが、まあファンタジーという事で。
構成がかなり練られた作品だと思う、個人的に少し物足りなさも感じたけど良作じゃないかな。
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